USBメモリから起動するLinuxを作成する~ UNetbootin
KNOPPIXとか、CD-ROMまたはDVD-ROMから起動することが可能なLinuxを、WindowsパソコンでMBR破損した場合の、データ救出等で利用することがありましたが、必要な時に手元になく・・・
USBメモリからパコソンへインストールすることなくLinuxを起動、利用できるようにしたくて、
UNetbootin:Universal Netboot Installer という便利なツールを使うことにしました。
UNetbooinのサイトからWindows版をダウンロード、ダウンロードしたファイルはEXE(実行ファイル形式)なので、使うときはダウンロードしたファイルを直接ダブルクリックすれば画面が起動します。
ディストリビューションのドロップダウンリストより、使いたいディストリビューション、バージョンを選択できる他、個別にダウンロードしたディストリビューションのISOファイルをディスクイメージにセットすることも可能、タイプ(T)は、USBドライブの他、ハードディスクが選択できるようです。タイプ(T)を選択すると、ドライブ(v)が選択可能、デフォルトはUSBドライブとなっていて、USBメモリがパソコンに接続されていればそのドライブが設定されるようです。
※複数あればもちろん選択可能。
ディストリビューションまたはディスクイメージを選択、タイプ、ドライブを設定してOKボタンを押せば、あとは処理の完了を待つだけという非常に簡単お手軽にUSBライブLinuxが作成できるとても便利なツールです。
今回は、Ubuntu 16.04のディスクイメージ(ubuntu-ja-16.04-desktop-amd64.iso)をダウンロードそしてUSBドライブをセット、特に何の問題もなく作成できました。
もちろん使いたいパソコンはBIOSでUSBドライブから起動できるように設定、作成したUSBメモリを刺して、電源をいれるとUbuntuを試用するか、インストールするか選択の画面が表示されます。
試用するを選択するとインストールすることなしに、Ubuntuが起動。!!
さて、今回Windowsが起動しなくなった(OS Not Found状態)パソコンからデータ(ファイル)をバックアップしたくて、UNetbootinを使ってUSBメモリによるライブLinux(Ubuntu)を作成したのですが、Ubuntu起動後、Windowsパソコンのハードディスクが認識されてなかったので、mountコマンドを実行(NTFSドライブのマウント)。
mount後、無事ハードディスクの中身、Windowsのフォルダ、ファイルを確認。
すくなくともファイル(データ)の救出は可能となりました。
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